フォレスト歯科ドクターブログBlog
下顎左右7番インプラント
2016.05.16
表題のオペでは、「ノーベルガイド」という手法でオペをさせていただきました。
いずれ詳しくこの手法についてもご説明させていただきますね。
簡潔に言うと事前にCTデータから起こしたシュミレーションによってどの部位に、どの方向に、どの深さでオペを行えば安全かつ確実にインプラントが埋入できるか診断します。
そのシュミレーションにのっとって「サージカルガイド」という器具を作成します。
これにより、事前にシュミレーションした通りにオペを運ぶことが出来るのです。
結果として、
・歯茎を切開しません。ゆえに術後の痛み、腫れを大幅に減らすことが出来ます。
・安全性をかなり高めることが出来ます。事前のシュミレーションに忠実に手を運ぶことが出来るからです。
・オペの時間を大幅に短縮することが出来ます。
これらのメリットがあり、今後さらに普及していく手法だと確信しています。
実際、オペそのものは30分かかりませんでした。
事前にサージカルガイドを調整するのですがむしろそちらのほうが時間がかかったくらいです。
画像のレントゲンは、一度浅めに埋入してから位置を確認したレントゲンです。実際はここから左右共に3~4ミリ深く入れています。
ちなみに、左下のインプラント埋入部位に関しては以前に大きな膿がたまってそれを除去された既往がありましたがCTにて精密に検査させていただき問題ないことを確認の上で処置させていただいております。
術後の翌日に受付から確認のお電話をさせていただきましたが
「痛みも無く鎮痛剤は翌日ですでに飲んでいない。大丈夫です」
と聞きまして大変安心しました。
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