フォレスト歯科ドクターブログBlog
接着性ブリッジ
2016.07.23
今週は表題の治療を行う機会がありましたのでご説明させていただきますね。
「ブリッジ」という治療法は、歯が抜けた(もしくはこれから抜く)けれど、前後に歯が残っている場合に登場する選択肢であることは当ブログで以前ご説明させていただきました。
この治療法の最大の欠点は「たくさん歯を削らないといけない」という点です。たくさん削ると神経を取らないといけない状況に陥ってしまうことも珍しくなく、歯は神経を取ると取る前と比べると確実にもろくなってしまいます。
結果として、抜歯に至る可能性が高まることがあります。(そういう状況は実によく、毎日の臨床で遭遇します)
この欠点を最大限回避できないだろうか?という方法が表題の方法です。
ただし、全く削らないわけではなく、歯の裏側を一層削って、そこに薄い金属の板を当てます。
普通のブリッジだとぐるりと360度削って「がっちり」固定することを目指すのに対して、この方法では接着剤の力に大きく頼って名前通り「接着」の力で固定を目指します。
すべてのブリッジで使用できるわけではなく、適用するにはいくつかポイントがありますが、うまくすると歯を削る量を大幅に減らせる方法です。
江坂で歯医者をお探しなら『フォレスト歯科』へお越し下さい。
完全個室の落ち着いた歯医者さんで、誠実で妥協しない治療を行っております。