フォレスト歯科ドクターブログBlog
左下567逆延長Brインプラント
2017.04.22
先週あったオペでした。
左下の一番後ろの歯は、前から数えて4つ目の歯で私たちは「4番」と言っています。(まんまですね。すみません)
ですので、こちらの患者様は左下567欠損、という状態でした。
本来でしたら、それぞれに1本ずつインプラントを打たせていただくのが一番よいですし、仮にブリッジにするとしても、5と7に打って、⑤6⑦ というブリッジの形にするのがよいです。
しかし5番のあたりに「オトガイ孔」という神経が骨から出てくる穴がすぐそばにありました。
そこにドリルが触れてしまうと、下唇~アゴの先あたりに触れても分からない知覚の麻痺症状が出ることがあるのです。
(ちなみに、動かなくなる「運動麻痺」ではありません。感覚が無くなる、もしくは鈍る「知覚麻痺」です)
しかも、4番には根の先に膿みがたまっているのがレントゲンで見て取れました。
そのような理由から今回は5番にはインプラントを打たず、6と7に打って、手前側に歯の部分だけ伸ばして噛めるように回復させていただく治療計画を立てました。
医療はお一人お一人、状況が違います。
その方にとって最善の方法で治療させていただくように頑張ります。
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完全個室の落ち着いた歯医者さんで、誠実で妥協しない治療を行っております。