フォレスト歯科ドクターブログBlog
自家歯牙移植
2017.06.19
先週は表題の処置後、2ヶ月経過の様子を見ることが出来ました。
術前(ピンボケしていてすみません)
右下7番が大きなカリエスに侵食されていて、他院さんでも即「抜歯です」と宣告されたそうです。セカンドオピニオンを聞きに当院に来られましたが私も保存は難しいと判断しました。
インプラントを考える前に右上に8番があまっているのでこれに着目して移植処置を考え、保護者の方とも相談し長短をご説明の上、一度トライしてみましょう、というご相談になったのです。
術後
かなりぴったりと収まったので手ごたえを感じていました。
2ヶ月経過してやはり動揺もなく、順調に治癒しているのを確認しました。
いつも申し上げることですがインプラントと違って移植は術者の力量以外の要素(根の大きさ、形など)が多く不確定です。
いつもすべての患者さんに適応できる処置方法ではありませんがうまくするとこのようにメリットの多い処置です。
ひとりひとりに合わせた処置を今後も心がけていきたいと思います。
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