江坂・フォレスト歯科はインフォームドコンセント(説明と同意)を重視しています。また、歯周病治療に取り組んでいます。

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現代インプラントの特殊性について

2016.03.25

先週は上部構造のステップが多い週でした。
1次オペを行った患者様がいよいよかぶせ物(上部構造、といいます)のステップに入られたのです。

現在のインプラントは人工歯根(フィクスチャーといいます)を顎の骨に埋め込んだあと3~6ヶ月待ちます。
これは「オッセオインテグレーション」と命名された状態を獲得するために安静にしておくのに必要な期間です。この状態を獲得することがインプラントの要(かなめ)なんです。
ここが現代インプラントの特殊な点でありこの現象の発見・基礎研究を経て臨床応用されて現在のインプラントがあります。(1960年代に発見されました)

「歯 が抜けたからその抜けた穴に歯のようなものを入れよう」という発想は非常に自然なものですよね。古代の人もそういう発想をしていたらしき痕跡があっ て、何かの本で読みましたがインカ帝国だったか(アステカ帝国だったか?)のミイラからサファイアが顎に埋め込まれているのが最古のインプラントだそうで す。

でも基本的にこれは長持ちしません。
異物(歯の代わりに入れた材質。上記の例ではサファイア)が骨とくっつかないのです。そのうち歯周病のようにぐらぐらして、膿が出てやがて抜けてしまいます。
これは木ネジが木に食い込んでいることで固定されているようなものです。

長期にわたって安定するためには科学的に骨と結合する必要があります。(上述のオッセオインテグレーション、です)その間は基本的に安静にさせなければならなくて下顎で3ヶ月、上顎で4~6ヶ月、と言われています。
この期間は技術革新により短縮しています。

最近はインプラントを埋入した当日に仮歯まで装着して当日から噛んでいただけるような技術も登場しています。
も ちろん個々人で状況は違いますので皆さんにこの技術が応用できるかどうかは精査しなければはっきり申し上げられませんが、もし「インプラントがくっつく 間に入れ歯を入れるのが私はちょっと嫌で・・・・・」などとお考えの方は可能かどうかはともかく一度ご遠慮なくお申し出ください。

当院では患者様お一人お一人の状況を最大限ご相談させていただいて、できるだけ最良の方法で対応させていただいております。
メールでもご相談を対応させていただいておりますのでご希望の方はHPのフォームからご質問ください。

 

江坂で歯医者をお探しなら『フォレスト歯科』へお越し下さい。

完全個室の落ち着いた歯医者さんで、誠実で妥協しない治療を行っております。

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