フォレスト歯科ドクターブログBlog

2016.06.04

昨日は上下左右すべての部位にインプラントを埋入するオペがありました。
まず、先立って、患者様には大変お疲れ様でした。
でも、1日ですべて終われてよかったと思います。

まず、患者様とは左上から始めて行って、そこが終わってご相談して、可能そうなら次に進めて・・・という風に様子を見ながら進めていきましょうとご相談しておりました。

初めに左上から始めました。
（レントゲンは左右が逆に写ります。レントゲンで言う右上に写っている3本が患者さんにとっての「左上」です）
通常ならば「サイナスリフト」という技術で対応することが多いケースだと思われますが、これだと患者様の痛みと腫れが大きいのが難点です。
今回はこれよりも腫れと痛みが少ない「ソケットリフト」で3本とも対応いたしました。
パノラマレントゲンでは歯と重なっていたり、インプラント同士が近く見えたりしますがこれは3次元的には問題ないことを確認しながら進めております。
事前にCTを撮影させていただいて、骨が残っている部位を3次元で把握しているから可能なのです。

右上（レントゲンでは左上）はソケットリフト、で対応しました。
下は左右とも「ノーベルガイド」にて処置いたしました。
下の6番は1ヶ月前に重度歯周病で歯を抜いてその部位に埋入しています。
やがて周囲に骨が回復してきます。

休憩しながら、たびたび確認を行いながら処置でしたので長時間になってしまいました。患者様には本当にお疲れ様でした。
歯が入ってしっかり噛んでいただけるのがとても楽しみです。

 

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