フォレスト歯科ドクターブログBlog
インプラント上部構造
2016.06.20
「先生のところでは既製品のアバットメントは使用してないんですか?」とウチで使用しているインプラントのメーカーの方から聞かれました。
ちなみに当院で使用しているのは世界で始めてインプラントを開発したスウェーデンのメーカーです。
「ええ、カスタムですよ。普通そうじゃないんですか?」
と答えると、
「そうでもないですよ」
と聞いてやや驚いたことが先日ありました。
ざっくり申し上げてインプラントは3つの部品から成ります。
上部構造:歯茎より上に存在する「歯」の部分ですね。
人工歯根:骨に打ち込む「根」の部分です。
アバットメント:人工歯根と上部構造をつなぎます。
インプラントと言えばやはり1次オペが重要ですのでそこを強調しがちです。実際、本当に大事ですなのでそれは当然なのですけれど。
ですが上部構造が入って患者さんがちゃんとごはんを美味しく噛んで食べていただけて、初めてそのインプラント治療が(一応)成功したといえるわけですから上部構造の精度もとても重要な要素です。
当院ではアバットメント以下の作業に既製品のパーツは使用していません。既製品は安価ですが精度を高めづらいからです。
精度を高めるということは歯周組織の安定を獲得でき、かつ清掃性を向上させるには欠かすことのできない部分です。
すべて患者さん個人の状況に合わせたパーツで完全なオーダーメイドで作らせていただいております。
お口の状況はひとりひとり全く異なります。
ましてやインプラントですので、精度にこだわって仕事をさせていただきたいと思います。
江坂で歯医者をお探しなら『フォレスト歯科』へお越し下さい。
完全個室の落ち着いた歯医者さんで、誠実で妥協しない治療を行っております。