フォレスト歯科ドクターブログBlog
歯が1本無くなったら（ブリッジの場合）
2016.06.27
毎日の臨床の中で比較的よく遭遇するのに、表題の場合があります。
先週もこのご説明をする機会がありました。
下の写真のように、後ろにも歯が残っている状態で歯を一本失った場合（もしくは、これから抜歯する場合）には主な選択肢は2つです。
「ブリッジ」か「インプラント」です。
今日は、ブリッジの治療を行った場合についてご説明いたします。
処置前の状態
麻酔して、削った状態
ブリッジセット後の状態
このように処置を行います。
その結果生じるデメリットとしては
・両隣りの歯をたくさん削らなければなりません。
→隙間から虫歯になり、再処置になることがあります。
→再処置後、再び虫歯になったりすると今度は神経を抜くことが多いです。
→根の再処置が必要になることがあります。
→それが何度かになると、歯がもろくなって抜歯になることもあります。
という経過をたどるリスクを生じるのです。
（ブリッジにしたらいずれ必ず抜歯になる、ということを申し上げているのではありません。ただ、そのようになるリスクが生じるのは確かです）
・本来3本で支えるところを2本で支えるので両隣りの歯に負担が大きくかかります
→歯周病の進行を早める傾向があります。
・保険治療でのブリッジの場合、大きく銀色になります。
長所としては
・安価です。
・期間が短いです。多くは来院日数は2日です。
よろしくご検討いただいて、わからないことはなんでもご質問くだされば幸いです。
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