フォレスト歯科ドクターブログBlog

2016.12.06

最近巷でインプラントの使いまわしが話題になっていますね。
先日スタッフから「こういうのがニュースになってますね」と言われて初めて知りました。
とりあえずびっくりました。そういうことをする人もいるのか、と。

当院で使用しているインプラントは、ノーベルバイオケアという会社の製品で世界で最も良いとされているインプラントです。

インプラントを開発したブローネマルク教授が開発したブローネマルクシステムもこの会社から発売されています。（私は主にリプレイスという製品を使用しています）

このメーカーは、たとえインプラントが定着しなかった時でもそのインプラントをメーカーに返却すると、無償で新品に交換してもらえるため使い回しをするという発想そのものがありません。

ただしインプラント一本の原価が安いメーカーのインプラントの数倍するのが難点です(-_-;)

また、先日本屋さんに行った際に表題の本を見かけました。早速購入しました。

本を読むのは好きで、中高の頃一番時間を過ごしたのは帰宅途中の本屋さんでした。足が棒になるほどの長時間、いろんなジャンルの本を立ち読みしてました。 （今振り返ると、店にとっては相当迷惑な客だったと思います・・・(-_-;)滋賀県野○市の「がん○書房」さん、今更ながら深く感謝いたしますm(_ _)m　まだあるかなぁ）

 

内容のレビューが目的ではありませんのでそれは割愛させていただきます。
ただ、基本に立ち直ることの大切さを再確認させてもらった本でした。

毎日の臨床では「（A)あたりまえのこと」ばかりです。
でもそれは私の側からのことであって患者様ひとりひとりにとってはそうではありませんよね。
一人の患者様にとっては今日の治療はそれがどういう内容であれ特別なものでしょう。
出来れば行きたくない歯医者だけれどもそれを抑えて足を運んでくださったことに感謝しながら一生懸命いい処置をさせていただきたいと思います。

 

基本の気持ちを再確認するいい本でした。