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フォレスト歯科ドクターブログBlog

親知らずの抜歯

2017.09.04

先週はなぜか、下の親知らず抜歯が連続した週でした。
改めて親知らずの抜歯についてご説明させていただきたいと思います。

そもそも、親知らず、という歯ですが何か特殊な歯というわけではなく人間が普通に持っている8番目の歯のことです。(人間は普通、8番目まで歯を持っています)
赤ん坊の歯の生え始めと違い、多くの場合親元を離れてから生え始めるため、親が歯の生え始めを知ることがないのでそれで親知らずという名が付いたそうです。

ただ、現代人は何百年も昔の人と違って食べるものが柔らかくなり、顎の骨の大きさが小さくなりました。それで8つ目の歯がしっかり生えてそろうだけのスペースがなくなっていることが多いのです。

するとちゃんとまっすぐ生えずに中途半端な生え方をしてしまって、斜めになったり、一部しか露出していなかったり、上の8番と下の8番とで歯ぐきを噛みこむような形になったり。
きちんと歯磨き出来ない状況なので虫歯、歯周病の温床となってしまい易いのです。

それで抜歯することが多いということであって、「親知らず」イコール、「抜歯」とは限りません。
ちゃんと生えていて、ちゃんと役に立っていることもあるからです。その場合はもちろん残して使用します。

さて、それらの理由から抜歯することになったとします。
ところが親知らずの抜歯は上か、それとも下なのか、によって難しさや抜いた後の痛み・腫れがずいぶん違います。
結論から言って、ほとんどの場合は下の親知らずを抜く場合の方が非常に大変なことが多いです。

下の親知らずを抜いた際のリスクについてはまた機会を改めてご説明させていただきますね。

江坂で歯医者をお探しなら『フォレスト歯科』へお越し下さい。
完全個室の落ち着いた歯医者さんで、誠実で妥協しない治療を行っております。

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