フォレスト歯科ドクターブログBlog
神経を抜いた歯の寿命
2017.09.11
先週は感染根管の抜歯がやたらと続いた週でした。
何らかの原因で(多くは虫歯で)歯髄が傷んでしまうと取ってしまわなければならない状態になります。
そうするとその歯は非常にトラブルを抱えやすい状態になります。
ばい菌に感染しても抵抗性が無いために容易に膿をためやすくなったり、活力が無いため割れてひびが入ってしまったり、虫歯になっても痛くないので銀歯の下で取り返しが付かなくなるくらいまで虫歯が進行してしまっていたり。
先週のケースとしては、根が生体から「異物」として認識されてしまっていたのか、抜歯後の骨の状態が悪く、大きな膿の袋が出来てしまっていました。
また、抜歯後に痛みがとても強く、長期に続いてしまったケースもありました。
みなさん。
まず、第一は虫歯を作らないことですが、その次の大きなターニングポイントは神経を取らないことです。
そのために当院では最大の努力を行っています。
(でも、神経を残そうとした方が直近の問題としては大変です。さっさと神経を取ってしまった方が、直近の問題としては非常に楽です。だから、患者様の評価 が気になる歯科医師としてはさっさと神経を取って痛みを取り除くのですね。でも10年、20年のスパンを考えると長持ちする可能性は非常に下がります)
江坂で歯医者をお探しなら『フォレスト歯科』へお越し下さい。
完全個室の落ち着いた歯医者さんで、誠実で妥協しない治療を行っております。