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フォレスト歯科ドクターブログBlog

右下6番に抜歯後の骨の回復が悪い箇所があるケース

2017.12.12

いつも表題のまんまですみません。

先週は表題のケースがありました。
抜歯してすでに1年以上が経過しているそうですが、パノラマ的にもそしてCTを撮影させていただいても、右下6番には骨がありません。

歯が悪くなるとその周囲にも炎症に対応して悪い組織(肉芽、といいます)が出来ます。
抜歯の際にこれをきちんと取り切っておけば時間の経過と共にある程度骨が回復しますが、今回のケースのように取りきっていないと骨はいくら時間が経過しても回復しません。

今回はこの部位を避けてインプラントを埋入する治療計画を立てました。
6番に打とうと思うと、まず残っている悪い組織をきちんと取り除いて(ソウハ、と言います)骨の回復を待って、他から骨を取ってきて移植することになります。
そういうオペはなにせ腫れて痛いですし、感染の恐れもありますし、時間もかかります。
また患者様のご予算の点もありまして、今回はインプラントブリッジの計画としたのです。

ただ、2本ともまっすぐに打つと2本の間の距離が大きくなるので後ろ側を斜めに打って(傾斜埋入)間の距離を少し短くする工夫をしました。

左下は切開、剥離してオペを行ったのですが、今回はフラップレスだったので患者様も喜ばれていました。

江坂で歯医者をお探しなら『フォレスト歯科』へお越し下さい。
完全個室の落ち着いた歯医者さんで、誠実で妥協しない治療を行っております。

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