江坂・フォレスト歯科はインフォームドコンセント(説明と同意)を重視しています。また、歯周病治療に取り組んでいます。

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フォレスト歯科ドクターブログBlog

鎮痛剤とぜんそく

2018.01.17

本日は表題の件についてご説明させていただきますね。

「アスピリン喘息(ぜんそく)」と言われる病状で、これはある種の鎮痛剤を服用すると激しい喘息を引き起こすものです。
ある種の鎮痛剤、と書きましたがこの中には歯科で非常にポピュラーに処方されるボルタレン、やロキソニンも含まれています。
これらは「非ステロイド系鎮痛消炎剤」と呼ばれるグループの鎮痛剤です。
英語表記の頭文字を取って、NSAIDsなどと呼びます。

通常の喘息の既往のある方の中にも上記のアスピリン喘息の方もいらっしゃいます。

こういう理由で、喘息の方や喘息の既往のある方にはボルタレンやロキソニンなどの鎮痛剤の処方が出来ないのです。
ならば何を処方させていただくか?

一般的にカロナールという鎮痛剤を処方させていただきます。

ただ、ボルタレンなどに比べるとやや鎮痛作用が弱いのが辛いところです。

そうは申しましても、アスピリン喘息の方に誤ってロキソニンを処方したために急激な喘息発作を起こし、死亡するに至ったケースも現実に報告されています。

お薬の処方は大変慎重にさせていただいております。

現在服用中のお薬のある方、現在かかっておられる病気がある方、そしてこれまでかかったことのある病状などは正確に問診表に記載してくださいね。

江坂で歯医者をお探しなら『フォレスト歯科』へお越し下さい。
完全個室の落ち着いた歯医者さんで、誠実で妥協しない治療を行っております。

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